フィジーの透き通るような海を上空から撮りたい!
と思っているドローンユーザーは多いはず。
しかし、ネットで調べると「PDFをダウンロードしてメールで送る」という古い情報ばかりが出てきて、挫折しそうになりませんか?
実は2026年現在、フィジーのドローン許可申請(OP-137)は、スマホやPCからWebフォームで完結する「オンライン申請」へと劇的に進化しています。
この記事では、実際に最新のオンライン申請を完了させ、フィジーでドローン撮影を実施した私が、
- DJI Neo 2などの軽量機でも許可が必要な理由
- 迷いやすいオンラインフォームの具体的な入力方法
- 空港でのトラブルを防ぐための注意点
まで、どこよりも詳しく解説します!
結論:5分で終わります!
ただし、申請しないと入国時に没収されるリスクもあるので、渡航前に必ず済ませておきましょう。
Kea(ケア)Bula!
2026年4月にフィジーを訪れ、実際に島々で空撮を行いました。
動画はインスタに投稿しているので、こちらもチェックしてください。
フィジーのドローン規制:250g未満(DJI Neo 2等)でも許可必須!
まず、フィジーにドローンを持ち込むなら絶対に知っておくべきルールが5つあります。
- 重量に関わらず許可が必要: 日本や欧米のような「250g未満なら免除」というルールはフィジーにはありません。DJI Neo 2(135g)でも必ず「OP-137」という許可申請が必要です。
- 商用はOP-138ですが、本記事は趣味のユーザーを対象としています。
- 高度制限は61m(200ft)以下: 世界基準の120mよりもかなり低く設定されています。
- 空港・病院・政府施設は厳禁: 国内線の空港から3km以内、国際空港(ナンディ国際空港など)から5km以内は絶対に飛行禁止です。
- 人・建物・車両から50m以上離す: ビーチやリゾートホテル周辺で飛ばす際は、周囲の宿泊客や建物に近づきすぎないよう注意が必要です。
- 物の投下・牽引の禁止: ドローンから物を落としたり、何かを吊り下げて引っ張ったりする行為は固く禁じられています。
これらを守らずに飛ばすと、多額の罰金や機体の没収だけでなく、今後の入国に悪影響が出る可能性もあります。
ルールを守って安全に空撮を楽しみましょう。



高度制限が61m以下というのは、フィジー独自の規制なので特に気をつけましょう。


申請前に準備するものリスト
オンラインフォームを開く前に、手元に以下の3点を用意しておくとスムーズです。
- パスポートの顔写真ページの画像: スマホで撮影したJPEGやPDFでOKです。
- ドローンのシリアルナンバー(S/N): 機体のバッテリーボックス内や、
- DJIの場合、DJI Flyアプリの「端末情報」から確認できます。
- 滞在先の英語住所: 宿泊するホテル名とエリア名(Nadi, Yasawaなど)を確認しておきましょう。
【図解】最新オンラインフォームの入力方法(OP-137)
以前のようなメール送信は不要です。CAAF(フィジー民間航空局)の公式サイトにある、Smartsheet形式のオンラインフォームから申請します。
上記のページ内にある「Recreational permit/registration (OP 137)」のリンクをクリックして、以下の通りに入力してください。



smartsheetで以下の画像のような申請フォームが開くはずです。


それでは早速、情報を入力していきましょう。
* がついている箇所は入力必須です。
- Purpose *:目的(例. OP-137 Recreational Use / レクリエーション目的)
- Status *:滞在ステータス(例. 観光客の場合は「Tourist / Non-resident Traveling from Overseas」を選択)
- Passport / Valid ID *:パスポート番号 または 有効な身分証明書番号(例. AB1234567)
- Full Legal Name *:フルネーム / パスポート記載の本名(例. Taro Yamada)
- Citizenship *:国籍(例. Japan)
- Phone Contact *:連絡先電話番号(例. +81-90-1234-5678 ※日本の国番号+81を付け、最初の0を省くのが一般的です)
- Email *:メールアドレス(例. taro.yamada@example.com)
- Drone Make *:ドローンのメーカー名(例. DJI)
- Drone Model *:ドローンの機種・モデル名(例. Mini 4 Pro)
- Drone Serial Number *:ドローンのシリアルナンバー / 製造番号(例. 1581F4X…)
- Accommodation / Address *:フィジー滞在中の宿泊先 / 住所(例. Hilton Fiji Beach Resort and Spa, Denarau Island, Nadi)
- Date From *:ドローンの使用開始日 または フィジー到着日(例. 01/05/2026 ※日/月/年の形式で入力)
- Date To *:ドローンの使用終了日 または フィジー出発日(例. 07/05/2026 ※日/月/年の形式で入力)
- File Upload:ファイルのアップロード(例. パスポートの顔写真ページや必要書類の画像をアップロード)
- I have read, understood, and will adhere to the Rules and Regulations. *:規則と規定を読み、理解し、これを遵守します。(例. 内容を確認してチェックを入れる)
- I certify that all information provided is true and correct, and I consent to its lawful use and disclosure by the Civil Aviation Authority of Fiji. *:提供したすべての情報が真実かつ正確であることを証明し、フィジー民間航空局による合法的な使用および情報の開示に同意します。(例. 内容を確認してチェックを入れる)
- Send me a copy of my responses:回答のコピーを自分宛てに送信する(例. 申請の控えをメールで受け取る場合はチェックを入れる)



任意ですが、メールの控えは送っておくのがおすすめです。


Submitを押すと、上記の画像のようになります。
あとは、審査結果がメールにて送られてくるのを待つだけです。


【要注意】申請後の流れと空港での「税関トラップ」
申請が完了すると、通常7〜14日程度でCAAFから「Approval(承認)」のメールが届きます。
ここが一番の重要ポイントです。
ナンディ国際空港の税関(Customs)では、稀にドローンを所持しているか厳しくチェックされます。
その際、スマホの画面を見せるだけでは不十分とされるケースがあり、紙の許可証を提示できないと機体を一時没収(帰国時まで預かり)されてしまうリスクがあります。
必ず印刷してパスポートと一緒に持ち歩きましょう。



携帯の電源がつかないなどトラブルが発生する場合もあるので、紙で印刷していくのが安心です。
まとめ:事前のオンライン申請で、フィジーの絶景を心置きなく撮ろう
フィジーのドローン申請は、以前よりもずっと簡単になりました。オンラインで数分あれば完了します。
離島の村(グヌ村など)で飛ばす際は、許可証を持っているだけでなく、現地の村長(チーフ)に挨拶(セブセブ)をして許可をもらうといった現地のマナーも大切です。
ルールと礼儀を守って、最高のフィジータイムを上空から切り取ってくださいね!

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