「カード発行元に問い合わせてください」と表示される…
「このカードはご利用できません」と弾かれる…
渡航前の忙しい時期にこのエラーが出て、
「Wise Apple Pay 追加できない
「Wise Apple Pay 登録できない」
と、焦って検索された方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えします。
これは不具合ではなく「リージョン(発行国)制限」という、カードの発行国によって機能が制御される仕様です。
しかし、心配はいりません。
Wiseは“日本にいる間だけ”Apple Payが使えない仕様です。
Kea(ケア)Kia ora!
NZワーホリ準備中のSE、Keaです。
私もApple Payに登録できると思い込んでおり、日本でWiseが登録できないと知って、海外でカードを持ち歩くしかないのかと焦りました。
しかし仕様を徹底的に調査し、
Apple Payが「発行国のBINコード」を判定して弾いていることを特定しました。
- なぜ日本発行のWiseはApple Payに入らないのか
- Apple Pay側で何がチェックされているのか
- 現地到着後にApple Pay対応させる具体手順
- MastercardがVisaのように扱われる仕組み
※この記事は2026年2月時点の仕様に基づいています。
【結論】日本のWiseカードはApple Payに入らない
何度試しても「カード発行元に問い合わせてください」と出るのは、あなたのスマホの不具合ではありません。


Wise公式サイトのヘルプページにも、以下のように事実が明記されています。
現在、日本で発行されたWiseデビットカードはApple Payには対応していません。 今後ご利用いただけるよう努めております。
出典:Wiseヘルプセンター
※AndroidのGoogle Payも、日本発行カードでは利用できません(2026年2月確認)
これは日本の決済インフラ(iD/QUICPay)とWiseのグローバル仕様の相性問題などが原因と言われています。
では、海外でタッチ決済(スマホ決済)を使いたいiPhoneユーザーはどうすればいいのでしょうか?



次から、Apple Payを対応させる裏技について解説していきます。
【裏技】現地に着けば、WiseもApple Payに対応する
ここからが本題です。
日本にいる間は諦めるしかありませんが、ワーホリや海外移住で現地に到着した後、簡単な手続きをするだけでWiseがApple Payに対応します。
住所変更 + デジタルカード発行 = 現地化
Wiseはアカウントの登録住所によって、発行されるカードのBINコード(Bank Identification Number:カード発行国を識別する番号)が変わる仕組みになっています。
この仕様を逆手に取った手順が以下の通りです。
現地の家が決まったら、Wiseアプリの「登録住所」を日本の実家から現地の住所に変更します。
※住所確認書類(光熱費の請求書など)のアップロードを求められる場合があります。
住所変更後、アプリ内のカードタブから「デジタルカード」を発行します(無料)。
すると、システムが「あなたはNZ居住者ですね」と認識し、NZ仕様のカードを発行してくれます。
発行されたデジタルカードをApple Walletに追加してみてください。
日本にいた時はあんなに弾かれていたのが嘘のように、スムーズに登録が完了します。
物理カードもApple Payに入れたい場合は?
日本から持ってきた物理カードは、アプリ上で住所変更をしても「中身(日本発行の仕様)」は変わらないため、そのままではApple Payに入りません。
物理カードでもタッチ決済を使いたい場合は、住所変更後に「カードの再発行(または新規注文)」を行い、現地の住所へ郵送してもらう必要があります。
新規発行には通常約1,200円の手数料がかかりますが、招待コードを利用すれば無料(0円)になります。
すでにWise登録済みの方でも、まだ間に合う(後から適用できる)可能性があります。
1,200円損をする前に、以下の記事で確認してみてください。
これで、晴れてWiseを使ってスマホでのタッチ決済が可能になります。
なお、日本と同様にApple Payに対応していない国(たとえば、フィリピン)も存在します。
どの国が、どの決済に対応しているかは、公式サイトの一覧をご確認下さい。
【SEの豆知識】MastercardがVisaに変身する!?
この裏技の面白いところは、単にApple Payに入るようになるだけではありません。
発行国が変わることで、カードの国際ブランドまで変わることがあるのです。
- 日本発行(物理):Mastercard
- NZ発行(デジタル):Visa(※国によります)
つまり、日本から持ってきた物理カード(Master)を持ち歩きつつ、スマホの中のApple Pay(Visa)を使うことで、Wiseアカウント一つでMasterとVisaの二刀流が可能(店舗制限リスクを分散できます)になります。



海外ではコストコなど「Masterしか使えない店」「Visaしか使えない店」がまれにあるので、1つのアカウントで両方カバーできるのは最強のメリットです!


日本にいる間(渡航前)はどうすればいい?
この裏技は「現地の住所」が必要になるため、渡航前の日本にいる間や、移動中の空港では使えません。
Apple Pay(タッチ決済)が使えない期間は、Wiseの「物理カード」を使うか、Apple Payに対応している他のカード(Sony Bank WALLETやRevolutなど)で代用しましょう。
「代用カードはどっちを作るべき?」と迷う方は、以下の比較記事を参考にしてください。
(私はRevolut不要派です)




よくある質問(FAQ)
- なぜ日本発行のWiseカードはApple Payに追加できないのですか?
-
日本発行のWiseカードは、Apple Pay側がカードのBIN(Bank Identification Number:発行国識別番号)を参照し、対応リージョン外として判定するため登録できません。
これは不具合ではなく、発行国ごとのApple Pay対応制御による仕様です。
Wise公式も、日本のWiseカードはApple Payに対応していない旨を明示しています。
出典:
・Apple PayでWiseデビットカードを利用する方法について(Wise公式ヘルプ)・Apple Payを利用できる国や地域(Apple公式)
- 日本で発行したWiseカードは将来的にApple Pay対応しますか?
-
2026年2月時点で、日本発行WiseカードのApple Pay対応予定は公式発表されていません。
Apple Pay対応は、
- 発行国
- カードブランド(Mastercard / Visa)
- 銀行側のAppleとの契約状況
に依存します。
したがって、Wise日本アカウントがApple Payに対応するには、Wise Japan側の契約・技術実装が必要です。
- VPNを使えばWiseカードをApple Payに登録できますか?
-
VPNでは解決しません。
Apple Payの登録可否は、IPアドレス(接続国)ではなく、
- カードのBIN(発行国識別番号)
- 発行体(Wiseの国別法人)
- Apple Pay対応パートナー契約状況
によって判定されます。
つまり、VPNで海外IPに変更しても、カード自体が「日本発行」である限り判定は変わりません。
実際、Apple Payはカード追加時にネットワーク(Visa/Mastercard)経由で発行体認証を行っています。
VPNはあくまで通信経路を変更するだけで、カード情報の発行国は変更できません。 - WiseカードはGoogle Payには登録できますか?
-
国によって異なります。
Google Payの対応はApple Payとは別管理です。
日本発行WiseカードはGoogle Payに対応しているケースがありますが、発行国・ブランドにより制限があります。


まとめ|現地に着くまで物理カードは必須
WiseがApple Payに入らないからといって、焦る必要はありません。
- 日本・移動中:
WiseはApple Payに入らない。「物理カード」で乗り切る。 - 現地生活開始後:
住所変更&デジタルカード発行で、WiseをApple Payに対応させる(現地化)。
これが、最もスマートに海外生活を始める「SE流の最適解」です。
出国前に「登録+本人確認」まで終わらせておけば、現地到着後にApple Payへ移行できます!
\ 手数料無料特典付き /



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