【プロローグ】30歳SE兼採用担当が、夫婦で退職しNZワーホリへ行く理由

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テカポ湖の善き羊飼いの教会でのウエディングフォトの様子

Kia ora(キアオラ)!
このブログ「ふふろぐ」を運営するKea(ケア)です。

このまま今の会社にいて、10年後も同じ景色を見ているんだろうか?
30歳を前に、人生を変えるような新しい挑戦がしたい

もし、あなたが今そんな漠然とした不安や焦りを感じているなら、このブログはあなたのための「攻略ログ」になるかもしれません。

私はアラサーの29歳で新卒から勤めた会社を退職し、30歳になる年(2026年)に、妻と共にニュージーランド(NZ)へワーキングホリデーに行くことを決断しました。

このブログは、単なる体験日記ではありません。

システムエンジニア(SE)としての「論理的な準備術」と、
採用担当として培った「キャリアに活かす視点」を掛け合わせ、
私たちの挑戦の全記録を「再現性のあるノウハウ」として発信していきます。

この記事(プロローグ)では、私たちがなぜその決断に至ったのか、その「なぜ?」と「どうやって?」のすべてをお話しします。

この記事でわかること:

  • 「安定」を捨てて30歳でワーホリを選んだSE夫婦のリアルな動機
  • システムエンジニア(SE)兼採用担当の視点から考える「キャリアと生き方」のリアル
  • 決断を阻む「3つの壁(お金・仕事・夫婦)」と、その向き合い方
  • なぜ私たちは「ニュージーランド」を選んだのか?
目次

筆者(Kea(ケア))はどんな人?(SE兼採用担当という異色の経歴)

Keaのプロフィール画像_ニュージーランドの山脈を望む様子

まずは簡単に、Kea(ケア)の自己紹介をさせてください。

  • 名前: Kea(ケア)
  • 年齢: 29歳(執筆時点)
  • 経歴: 新卒で横浜のSIerに入社。SE 兼 採用担当を兼任
  • 強み: SEの「論理的思考」と採用担当の「キャリアの視点」
  • 妻: 旅行代理店勤務であり、60カ国渡航、世界2週経験済みの「旅のプロ」。今回の決断の最強のパートナー
  • 悩み: 「このまま10年後も同じ景色を見ているんだろうか?」
  • 決意: 30歳を機に夫婦で退職。日本一周を経て、NZワーホリへ

さらに詳しく、私のプロフィールやこれまでの経歴、そして心の変遷については、以下の自己紹介ページで深掘りしていますので、ぜひご一読ください。

Kea(ケア)

この記事執筆時点(2025年)では、渡航に向けて日々情報収集や準備を進めている段階です。このブログでは、私の等身大の姿と、リアルタイムの情報を惜しみなく発信していきます。

なぜ「転職」ではなく「ワーホリ」? 30歳のタイムリミットとNZを選んだ理由

「同じ景色を10年後も見ているか?」という不安を解消する方法は、もちろん転職もあります。実際に、採用担当として、キャリアアップや環境の変化を求めて転職する方を数多く見てきました。

しかし、なぜ私は転職ではなく、あえてワーキングホリデーという道を選んだのでしょうか?

その一番の決め手は、

ワーキングホリデービザには「年齢制限(原則30歳まで申請可能)」が存在する

という点でした。2026年2月に30歳を迎えるアラサーの私にとって、このワーホリビザはまさに「今しかチャンスがない」ものだったのです。

転職は、極端な話、定年を超えない限り比較的自由に、自分のタイミングでいつでもできる選択肢です。しかし、明確な年齢制限があるワーホリに挑戦できるのは、まさにこのタイミングしかありませんでした。

今の仕事を辞めてまで海外に行くなんて、「現実からの逃避」ではないか?そんな風に考える方もいるかもしれません。しかし私は、これは転職と同じく、いやそれ以上に大きな人生の「転換点」であると信じ、ワーホリに挑戦することを選択しました。

ワーキングホリデー制度の年齢制限に関する詳細を知りたい方は、外務省の「ワーキング・ホリデー制度(令和7年10月1日版)」をご覧いただくか、以下の記事でより丁寧に解説していますので、合わせてお読みください。

なぜ今、NZなのか ― ニュージーランドを選んだ3つの理由

ニュージーランドの湖のそばでウエディングフォトを撮影した様子。雪山が川に反射している

ニュージーランドをワーキングホリデー先に決めた一番の理由は、2025年6月に訪れた際にその雄大な自然の豊かさ、そして現地の人々の温かさに心から一目惚れしたことです。

しかし、改めて論理的にその理由を深掘りしてみると、以下の3つの点が挙げられます。

  • 高い安全性と豊かな自然: 英語圏の中でも特に治安が良く、手つかずの自然が広がり、安心して生活し、働きやすい環境。
  • 多様性を受け入れる文化: 移民やワーキングホリデー文化が深く根付いており、30歳からでも挑戦するのに遅いと感じさせない寛容さがある。
  • 「生き方」を見つめ直す場所: 自分の今後の人生やキャリアを深く考える、「生き方の再定義」にぴったりの場所だと強く感じた。

英語圏であるため、今後のキャリアを考えても語学力の上達は大きなプラスになると考えています。

また、ニュージーランドは島国で人口も少ないため、移民やワーホリを積極的に受け入れる文化があり、30歳という「若者から青年への転換期」とも言える年齢の私でも、安心して挑戦しやすいと感じました。

そして何より、私が自分の今後の人生を考える上で、この場所で挑戦したいという強い思いが、ニュージーランドを選んだ最大の理由です。

決断を阻む「3つの壁」―お金・仕事・夫婦のリアル

退職し、ワーキングホリデーという新たな一歩を踏み出す前に、私たちはどのような準備やリスクの洗い出しを行ったのでしょうか。主に、以下の3つのことについて深く考え、向き合いました。

1. お金のこと(積立NISA・401k・奨学金返済・住民税など各種税金)

会社を辞めて海外に渡航することを決めたとき、真っ先に頭をよぎったのは、やはり「お金」のことでした。

会社員として得られていた毎月の安定収入は途絶え、これからは貯金を切り崩したり、現地での仕事で稼ぎながら生活することになります。

生きていく上で、お金は欠かせません。特に「退職 × ワーホリ」という大きな選択では、考えておくべきお金の論点が非常に多く存在します。

私たちが「お金の壁」に向き合うスタンスは、SEの論理的思考で課題を分解し、一つずつ潰していくことです。

これらの複雑なトピックは、【お金と税金・制度】カテゴリで「誰でもわかる攻略ログ」として徹底的に解説していきます。

  • 退職金・401k(企業型DC)の移管方法
  • 海外転出時のNISA・証券口座の扱い
  • 住民税・年金・健康保険の最適解
  • 海外送金(Wise, Revolut)の徹底比較
  • NZワーホリのリアルな予算設計
Kea(ケア)

特に「お金」関連の記事は、あなたの状況によって最適解が変わるため、最優先で執筆していきます!

記事の更新はX(旧Twitter)やインスタグラムでも告知しますので、ぜひフォローして楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。

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@kea_fufulog

2. 仕事のこと(SEキャリアの一時中断と円滑な退職準備)

ワーキングホリデーは旅行ではなく、現地で働くことを前提としたビザです。しかし、日本で長年築いてきたシステムエンジニアとしてのキャリアは、一時的に止まることになります。

私たちがキャリアの壁に向き合うスタンスは、単に中断するではなく、戦略的にスキルを拡張することです。

例えば、採用担当の視点から言えば、ワーホリで「ファームで働いた」という経験(事実)そのものより、「そこでどう課題を見つけ、英語でどう解決したか」というポータブルスキル(持ち運び可能な能力)を言語化できるかが重要です。

このブログでは、そうしたワーホリ経験をキャリアにどう活かすかといった、【キャリアデザイン】カテゴリで具体的なノウハウを発信していきます。

3. 夫婦のこと(二人で歩む、新たな人生設計)

そして最後に、夫婦の将来のことです。

私たちの「向き合い方」は、「旅のプロ(妻)」と「ロジック担当(私)」の徹底した役割分担と情報共有です。

妻が「旅の知見(60カ国の経験)」を、私が「手続き・IT(SEの知見)」を分担し、Notion(タスク管理ツール)で全てを共有しながら進めています。

一人の決断が二人の人生に影響するからこそ、こうした「夫婦でのプロジェクト管理」のリアルや、考え方のすり合わせも、【日本一周(夫婦旅)】カテゴリなどで正直に公開していきます。

これからの計画 ― 日本一周で心と体をリセット、そしてNZへ

テカポ湖のテカポ湖にある善き羊飼いの教会の夕焼け

退職からニュージーランド渡航までの有給消化期間を利用して、私たちは日本一周の旅を計画しています。

仕事漬けだった生活から一時的とはいえ「無職」となるこの期間は、心と体を整え、生活をリセットし、新たなニュージーランドでの生活へ向けて準備をするための大切な時間と位置付けています。

ワーホリの準備で出費も色々と予想されるため、日本一周の旅は「コスパ」を最優先しながらも、忘れられない「経験・体験」を最大限に得ることを目指します。

日本一周中のWiFi選びや持ち物の準備過程から、コスパ良く旅する方法、そして絶対に経験すべき観光スポットなど、旅行中のあれこれについても、このブログで発信していく予定です。

結論:30歳からのワーホリは「逃げ」ではなく「人生の再設計(リブート)」

私にとってワーキングホリデーは、単なる“キャリアの中断”ではありません。これはまさに、自分の人生を根底から見つめ直し、新たな価値観を築くための“人生の再設計(リブート)”です。

これから、出発までの準備、有給消化期間の日本一周の旅、そしてニュージーランドでの渡航後のリアルな生活を、このブログを通じて発信していきます。

もし、あなたも私と同じように「このままでいいのかな?」「何かを変えたい!」と感じているなら、このブログはあなたの一歩を全力で後押しする攻略ログです。

ぜひ、コメント欄で
「こういう記事を書いて欲しい」
「〇〇についてもっと知りたい」
など、あなたの声をお聞かせください。もちろん、SNSでのメッセージも大歓迎です!

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