夫婦でのワーキングホリデー(ワーホリ)を控えている皆さん、お金の準備は順調ですか?
Kea(ケア)Kia ora!
30代で退職して夫婦でNZワーホリへ行くKea(ケア)です。
これまで海外旅行のド定番だった「楽天プレミアムカード」のルール変更(改悪)により、夫婦でのカード選びの正解がガラリと変わってしまいました。
この記事では、なぜこの結論に至ったのかを、「再現性」「夫婦同時利用」「現地での実用性」という3つの軸から、SEの視点でロジカルに解説していきます。
- 楽天カード改悪後の「夫婦(カップル)に最適なクレジットカード」の正解
- 夫婦でプライオリティパスを持つための【強調マーカー】コスパ最強の方法
- ワーホリで損しないための「Wise」活用術
- 現地の決済事情と手数料を回避する裏技
なぜ定番の「楽天プレミアムカード」ではダメなのか?(2025年問題)
「楽天プレミアムカード」と「MUFGプラチナアメックス」を、夫婦ワーホリ目線で比較すると、決定的な差が見えてきました。
これまで「海外旅行やワーホリには楽天プレミアムカード」というのが定説でした。
しかし、これから夫婦で渡航する方には、正直おすすめしづらい状況になっています。
その最大の理由は、2025年に実施されたプライオリティ・パス(空港ラウンジ利用権)の大幅な改悪です。
致命的!プライオリティパスの利用回数制限
楽天プレミアムカードのプライオリティ・パス付帯条件が、以下のように変更されました。
NZへの渡航は直行便だけでなく、シドニーや香港などを経由するケースも多いです。
「往路(日本→経由地→NZ)」と「復路(NZ→経由地→日本)」でラウンジを使うだけで、合計4回消費してしまいます。
これでは、現地での国内旅行や一時帰国の際にラウンジが使えないリスクが高すぎます。
夫婦には厳しい「家族カード」の仕様
さらに、楽天プレミアムカードのもう一つの弱点が「家族カードにはプライオリティ・パスが付帯しない」ことです。
夫婦でラウンジを利用しようとすると、以下のどちらかを選択する必要があります。
- 本会員が2人分の年会費を払う: 11,000円 × 2人 = 22,000円
- 同伴者料金を払う: 1回につき3,300円〜



私たちも元々は二人とも楽天プレミアムカードを持っていました。



「二人で年会費22,000円払って、利用回数制限もある」となると、正直コスパが良いとは言えなくなってしまったんです…。
そこで私たちが目をつけたのが、「MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード」でした。
夫婦ワーホリの救世主|MUFGプラチナAmexを選んだ理由【年会費・審査・家族カード】
「プラチナカードなんて、審査も厳しいし年会費も高いでしょ?」
そう思うかもしれませんが、実はこのMUFGプラチナアメックスこそが、夫婦ワーホリにとっての「隠れた最適解」なのです。
最強の理由1:家族カードが1枚目無料&プライオリティパス付帯
これが最大のメリットです。
MUFGプラチナアメックスの年会費は22,000円(税込)ですが、なんと家族カードの1枚目の年会費が無料なのです。
さらに驚くべきことに、その無料の家族カード会員にも、プライオリティ・パスが無料で発行されます。
- 本会員: 年会費22,000円 → プライオリティ・パス付帯
- 家族会員: 年会費無料 → プライオリティ・パス付帯
つまり、夫婦二人で年会費22,000円(一人あたり11,000円)で、二人ともプライオリティ・パスを持てるということになります。



これは楽天プレミアムカードを二人で持つコスト(22,000円)と同額ですが、サービス内容はMUFGの方が圧倒的に上です!
最強の理由2:ラウンジ利用回数が「無制限」
MUFGプラチナに付帯するプライオリティ・パスは、楽天のような回数制限がありません。
何度でも、世界中のラウンジを無料で利用できます。
長時間のフライトや乗り継ぎ待ちが発生するワーホリ渡航において、シャワーを浴びたり、温かい食事をとったりできるラウンジが「使い放題」なのは、精神的な余裕に直結します。
私たち夫婦は2025年6月にニュージーランドを訪れた際に、オークランド空港の「Strata Lounge」で、フライト前に食事を楽しみながらゆっくり過ごすことができました。
慣れない海外生活のスタートや帰国時に、こういう「逃げ場」があるのは本当にありがたいですよ!


意外とスムーズだった審査と申込み
プラチナという響きに尻込みするかもしれませんが、実際に申し込んでみると拍子抜けするほどスムーズです。



オンラインで簡単に申し込むことができました。
もちろん審査基準はありますが、「退職前の社会的信頼があるうち」に作っておくのが鉄則です!
ニュージーランドの「決済事情」と「手数料の罠」
カード選びで重要なのが、渡航先であるニュージーランドの決済事情です。
日本とは異なる独自のルールや「手数料の罠」について、しっかり予習しておきましょう。
カード社会だけど「手数料」に注意!
ニュージーランドは世界有数のカード社会です。
カフェでのコーヒー1杯からスーパーの買い物まで、ほぼすべての場所でカードが使えます。
しかし、ここで注意が必要なのが「サーチャージ(Surcharge)」と呼ばれる決済手数料です。
現在のニュージーランドでは、店舗側がカード受け入れコストを補うために、追加の決済手数料(サーチャージ)を客側に請求することが合法です。(日本では原則不可)
実際、一部の小売店や飲食店では、
Visa / Mastercard のタッチ決済(PayWave)やクレジットカード払いに対して、0.7%〜2.5%程度の手数料が上乗せされるケースがあります。
※ なお、2026 年にカード決済のサーチャージを禁止する法改正が進められており、消費者負担が無くなる方向で動いています。
レジに「Credit Card Surcharge apply」といった表示がないか、必ず確認する癖をつけましょう。
Amexの弱点と使いどころ
メインカードとして推奨しているMUFGプラチナアメックスですが、NZ国内では「Amexが使えない」または「手数料が高い」店が少なくありません。
- 大手スーパー(Countdown/Woolworths): Amex利用可
- 格安スーパー(Pak’nSave): 一部店舗でAmex不可
- 個人経営のカフェ・レストラン: Visa / Mastercardのみの場合が多い



アメックスの手数料が高いことは知っているので、私たちは「通常のカードでは購入できない高額決済(航空券やホテルなど)」以外では、極力使わないようにしています。



普段使いには、次に紹介するWiseを活用する予定です。
最強の布陣はこれ!「メインMUFG」+「サブWise」の使い分け術
これまでの情報を踏まえて、私たち夫婦が実践している「最強のカード使い分け術」をご紹介します。
カード1枚だけではリスクが高いため、必ず複数の手段を用意しておくのが鉄則です。
メイン(必須):Wiseデビットカード(普段使い用)
これが、NZ生活における「真の主役」です。
Wise(ワイズ)は、海外送金サービスが提供する多通貨対応のデビットカード(Visaブランド)です。
日本の銀行口座から入金し、そのまま外貨(例えばNZドル)で決済できます。
- 現地口座情報がもらえる:
NZの銀行口座番号が取得できるため、給料の受け取りや家賃の支払いがスムーズ。 - 両替レートが良い:
一般的なクレカよりも圧倒的に良い「ミッドマーケットレート」で両替可能。 - Visaタッチ対応:
どこのお店でも問題なく使える。


サブ:MUFGプラチナアメックス(高額決済・特典用)
- 用途: 航空券、ホテル予約、空港ラウンジ、海外旅行保険
- 理由: マイル還元率が高く、付帯保険が充実しているため。
- 注意点: 普段の買い物では使わない(手数料回避のため)。
予備:楽天カードなどのVisa / Mastercardカードのいずれか
基本的な決済はWiseで実施するので出番はほとんどないですが、Visaが使えない時やWise口座の預金が少ない時などのバックアップ用カードを用意しておきましょう。



予備カードなのでメインカードのVisaとは異なる国際ブランドのMasterを選んでおくのがおすすめです。
現金:100ドル程度で十分
ファーマーズマーケットや一部のバスなど、現金しか使えない場面もゼロではありません。
念のため、夫婦で100ドル(約9,000円)程度の現金を持っておけば十分でしょう。


ラウンジと保険も「夫婦の味方」だった
MUFGプラチナアメックスを選ぶもう一つの大きな理由が、「ラウンジ」と「保険」の充実度です。
経由地のラウンジ事情
NZへのフライトは長時間に及びます。
特にオークランドやシドニー(オーストラリア)での乗り継ぎ時間は、ラウンジがあるかないかで疲労度が段違いです。
- オークランド空港:
「Strata Lounge」などが利用可能。
こちらは無料シャワーがあり、帰国前のリフレッシュに最適です。 - シドニー空港:
「The House」などのラウンジが利用可能。
ただし、シャワーが有料(約2,000円)な場合もあるので注意。
参考:Priority Pass公式サイト – オークランド空港
保険の落とし穴をカバーする
ニュージーランドには「ACC(事故補償制度)」があり、事故による怪我の治療費は原則として国が負担してくれます。 非常に心強い制度ですが、注意点もあります。
ACCがカバーするのはあくまで「事故」のみ。
「病気」や「盗難」、第三者への「賠償責任」などはすべて対象外です。
もし虫垂炎やインフルエンザにかかれば、高額な医療費を自己負担することになります。
そのため、滞在全期間をカバーする「ワーホリ保険」や「留学保険」への加入は必須です。
ここでMUFGプラチナ・アメックスが役立つのが、「補償の上乗せ」です。
ワーホリ保険に加えて、MUFGの最高1億円の海外旅行傷害保険(自動付帯+一部利用付帯)があれば、万が一の賠償事故や、NZ国外(オーストラリアなど)への旅行中も手厚くカバーされます!
「ワーホリ保険」をベースに、「クレジットカードの保険」で守りを固める。
この二重の安心こそが、大人の夫婦ワーホリの正解です。



クレジットカード保険がある場合でも、ワーホリ・留学保険への加入は必須です。


よくある質問(FAQ)
- MUFGプラチナアメックスは無職でも作れますか?
-
結論:退職後はかなり厳しいです。
クレジットカードの審査では、現在の収入や職業が重視されます。
ワーホリ渡航前に退職してしまうと、プラチナカードに限らず審査通過は難しくなります。そのため、退職前(会社員の社会的信用があるうち)に申し込むことが必須です。
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-
一般的な「プラチナカード」のイメージほど厳しくはありません。
もちろん審査基準はありますが、
- 安定収入がある
- クレヒス(延滞なし)が問題ない
この条件を満たしていれば、オンライン申込でスムーズに発行できました。
「プラチナ=一部の富裕層向け」という印象で敬遠するのは、正直もったいないです。 - 家族カードでも本当にプライオリティパスは使えますか?
-
はい、使えます(MUFGプラチナの大きな強みです)。
MUFGプラチナアメックスでは、
- 家族カード1枚目:年会費無料
- その家族カードにも:プライオリティパス付帯
という仕様になっています。
夫婦それぞれが自分名義のプライオリティパスを持てるため、同時入室・回数無制限で利用できます。※ 記事執筆時点の情報です。
- ワーホリ前にWiseは作っておくべき?
-
必ず日本で作っておくことをおすすめします。
Wiseは日本からでも簡単に開設できますが、
渡航後は本人確認や郵送関連で手間取るケースがあります。- 日本円口座からすぐ入金できる
- 到着初日からカードが使える
という点から、渡航前の準備必須アイテムと考えてください。
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-
NZにはACCがありますが、
- 病気
- 盗難
- 賠償責任
はカバーされません。
クレジットカード付帯保険は、
- 渡航時・バカンス時
- 一時帰国や周辺国旅行
などで補完的に機能します。
ワーホリ保険+クレカ保険の二重構えが安心です。 - 楽天プレミアムカードはもう完全に不要ですか?
-
「夫婦ワーホリ用途」では、優先度は下がりました。
単身旅行や年数回の海外出張であれば問題ありませんが、
- プライオリティパス回数制限
- 家族カード非対応
という点で、夫婦同時利用には不向きになっています。
- 結局、何から準備すればいいですか?
-
日本にいる間に、以下の手続きを終えておくのをおすすめします。
- 退職前にMUFGプラチナアメックスを申し込む
- Wiseを日本で開設・カード発行
- ワーホリ/留学保険に加入
- 予備のVisa / Mastercardを1枚用意
この順で進めれば、お金周りで困ることはほぼありません。
まとめ:準備を制して快適なワーホリを
最後に、今回の記事のポイントをまとめます。
- 楽天カード改悪: 夫婦ワーホリには「MUFGプラチナアメックス」がコスパ最強。
- 最強の布陣: 「MUFG(ラウンジ・保険)」+「Wise(普段使い・給料受取)」で死角なし。
- 現地の罠: Amexの手数料とサーチャージに注意し、Wise(Visa)をメインで使う。
- タイミング: 退職前の「社会的信頼」があるうちにカードを作っておくこと!
退職して無職になってからでは、クレジットカードの審査に通るのは非常に難しくなります。
「まだ時間があるし…」と思わず、会社員である今のうちに申し込みを済ませておきましょう!
夫婦でのワーホリは、楽しさも2倍ですが、コストも2倍かかります。
賢くカードを選んで固定費を抑え、浮いたお金でNZの美味しいコーヒーやアクティビティを楽しんでくださいね。



準備万端で、最高の夫婦ワーホリ生活を!



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