【日本一周×車中泊】Wi-Fiの最適解はこれだ!夏の熱暴走を防ぐ「バッテリーレス運用」と最強の電波対策

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日本一周や長期の車中泊旅において、安定したWi-Fi環境は単なる「暇つぶし」ではありません。

明日のルート検索、車中泊スポットの確保、そして安否確認。
まさに現代のライフラインです。

しかし、多くの人が「月額料金の安さ」や「無制限という言葉」だけでWi-Fiを選んでしまい、旅の途中でこんなトラブルに見舞われています。

  • 夏の車内に置いておいたルーターが膨らんで壊れた
  • 肝心な山奥の道の駅で圏外になった
  • ナビが止まってパニックになった

私自身、SE(システムエンジニア)として通信機器には詳しいつもりでしたが、実際に旅の準備を進める中で「車中泊特有の過酷な環境」に気づかされました。

この記事では、失敗しないための「熱対策」と、コストと利便性を両立させる「バッテリーレス運用」の最適解を提示します!

この記事でわかること
  • 夏の車内放置でも安心な「発火しないWi-Fi」の作り方がわかる
  • 「無制限」の裏にある通信制限の罠を回避できる
  • 日本一周経験者が選ぶ「本当に繋がる回線」の組み合わせがわかる
  • 月々の通信費を抑えつつ、パソコン作業も快適にする方法がわかる
Kea(ケア)

Kia ora(キアオラ)!
「ふふろぐ」を運営するKea(ケア@kea_fufulog)です。

NZワーホリ準備中ですが、渡航前に二人で日本一周の車旅に出ます。
「パソコンも使うし、全体の通信費も下げたい」という視点で徹底的に調べ上げたノウハウを共有します。

目次

知らないと危険!車中泊Wi-Fiに潜む「2つの罠」

「ポケットWi-Fiなら何でもいいでしょ?」と思っていませんか?

実は、普通の生活では気にならないことが、車中泊では致命的なリスクになることがあります。
まずは、絶対に知っておくべき「2つの罠」について解説します。

1. 真夏の車内は70℃超え!モバイルルーターの「爆発リスク」

1つ目の罠は、です。

一般的なモバイルルーター(ポケットWi-Fi)には、スマートフォンと同じ「リチウムイオンバッテリー」が内蔵されています。

メーカーの推奨動作温度は、大体0℃〜35℃程度です。

しかし、真夏の車内はどうでしょうか?
JAFの実験データによると、ダッシュボード付近は最高で70℃以上に達します。

推奨温度を遥かに超えた環境にバッテリーを放置すると、「熱暴走」による機能停止だけでなく、バッテリーがガスでパンパンに膨らむ「膨張」、最悪の場合は「発火・爆発」のリスクがあります。

Kea(ケア)

実際に私も、夏場のドライブ中にダッシュボードでスマホをナビ代わりにしていたら、熱で「高温注意」が出てシャットダウンした経験があります。あの時はナビが消えて本当に焦りました…。

「ちょっと車から離れるだけだから」とWi-Fiルーターを車内に置きっぱなしにする。

これが、直射日光を浴びる車内では季節を問わず命取りになります。
毎回持ち歩くのは安全のために必須の行動…と言いたいところですが、実はもっと楽な方法(後ほど解説)があります。

2. 「無制限」の落とし穴と「駐車中」の制限

二つ目の罠は、時間と速度の制限です。

これには2種類あります。

通信速度の制限

「データ無制限」と謳っているクラウドSIM系Wi-Fi(複数キャリアを自動切替する仕組み)でも、実際には「3日で10GB」や「短期間の大量通信」で速度制限がかかるケースが多々あります。

旅先で動画を見たり、ブログを書いたりしている時に突然低速化すると、どうなるでしょうか。

Kea(ケア)

通信制限で低速回線になると、Googleマップでの観光地検索や、今日のご飯を食べる場所を調べることすらままならなくなります。
知らない土地で情報が遮断されるのは、想像以上にストレスですよ。

車載専用ルーターの「時間制限」

「車中泊ならカロッツェリア(車載用Wi-Fi)が良いのでは?」と思う方も多いでしょう。


確かにドコモ回線使い放題で月額1,000円台は魅力的です。

しかし、カロッツェリアには「停車中は最大2時間で通信が切れる」という仕様があります。

これは、走行中(移動中)の利用を前提としているためです。

つまり、「車中泊で映画を見ながら寝落ちする」といった使い方は、標準状態ではできません。
エンジンをかけ直すか、車を少し走らせる必要があります。

はる

カロッツェリアの費用感は、本体代+1年分の通信料で約3.4万円です。

車中泊Wi-Fiに潜む2つの罠を回避する最適解は、
「バッテリーレス対応ルーター」×「楽天モバイル回線」の組み合わせです。

【結論】日本一周の最適解は「バッテリーレス」×「楽天モバイル回線」

熱のリスクと、制限の壁。

これらをクリアする最適解は、バッテリーレス運用ができるルーターを使うことです。

最強の裏技「バッテリーを抜いて使う」とは?

ここからは、安全性・手間・コストの3点で最もバランスが良かった方法を紹介します。

熱対策の唯一にして最大の正解は、

そもそも熱源となるバッテリーを車内に持ち込まないこと

実は、一部のモバイルルーターには「バッテリーを取り外した状態で、USBケーブルから給電するだけで動くモード」が搭載されています。

おすすめ機種:富士ソフト FS030W / FS040W

これらの機種は公式に「バッテリーレス運用」に対応しています。
中古市場でも手に入りやすく、SIMフリーなので好きな回線を使えます。

この運用には、車中泊ならではの大きなメリットがあります。

  1. 安全性◎:
    バッテリーがないので、真夏の車内に放置しても物理的に発火・膨張しません。
  2. 手間なし:
    車のエンジン(ACC電源)やポータブル電源のON/OFFに連動して、勝手にWi-Fiが立ち上がります。
  3. 出先でもPCから給電可能:
    車から持ち出してカフェで作業する際も、PCのUSBポートに繋ぐだけで起動します。コンセントがない席でもネット環境を確保できるのは大きな強みです。

カフェのWi-Fiを使うならセキュリティ対策も必須です / あわせて読みたい:フリーWi-Fi対策の記事

Kea(ケア)

実は私、実家の固定回線代わりにこの「バッテリーレス運用」を導入しています。
コンセントに挿しっぱなしでもバッテリー劣化の心配がなく、本当にメンテナンスフリーで楽なんです。これを車に応用しない手はありません。

はる

本体代が1~1.5万。
これに楽天モバイルやahamoなどの通信費がかかります。

FS030WとFS040Wの違い

2つの機種の違いを比較表にまとめました。

項目FS030W(旧型)FS040W(新型・推奨)
充電端子Micro USB (Type-B)USB Type-C
SIMサイズMicro SIMNano SIM
通信速度下り最大 150Mbps下り最大 300Mbps
バッテリーレス◯ 可能◯ 可能
バッテリー容量3,060mAh3,060mAh
モバイルバッテリー機能× なし◯ あり(スマホへ給電可)
相場(中古)安い(3,000〜6,000円)高め(10,000〜18,000円)

FS030WとFS040Wはどちらも「バッテリーレス運用(バッテリーを抜いて直結給電)」が可能です。
しかし、日本一周・車中泊用としてこれから買うなら、「FS040W」をおすすめします。

理由は

  1. 端子が「USB Type-C」
    • スマホやPCとケーブルを一本化でき、車内の配線をスッキリ減らせる。(最大の理由)
  2. SIMが「Nano SIM」
    • スマホと同じサイズのため、アダプター不要でSIMの使い回しがスムーズにできる。
  3. 通信品質の向上
    • 速度アップに加え対応バンドも増加。特に地方や山間部での繋がりやすさが高い。
Kea(ケア)

コスト重視なら「FS030W」もあり。中古市場で数千円で手に入るFS030Wは魅力的です。ただ、新品で購入するならFS040Wと3,000円程度の差なので、新しいモデルの方がおすすめです。

電源はどうする?ポータブル電源活用のすすめ

バッテリーがないなら、エンジンを切ったらWi-Fiも切れるのでは?

その通りです。
そこで必須アイテムとなるのがポータブル電源です。

車中泊の夜、エンジンをかけっぱなしにするのはマナー違反ですし、燃料の無駄です。

モバイルルーターの電源を、車のシガーソケットではなくポータブル電源のUSBポートに繋ぎましょう。

  • 走行中: ポータブル電源を充電しながら、そこからWi-Fiへ給電
  • 停車中(夜): ポータブル電源からWi-Fiへ給電

この流れを作れば、24時間途切れることなく、かつ安全にWi-Fi環境を維持できます。

「モバイルバッテリー」ではダメな理由(タップして開く) 

「スマホ用のモバイルバッテリーでも代用できるのでは?」と思うかもしれませんが、以下の2つの理由からNG(非推奨)です。

  1. 熱リスクが変わらない(本末転倒)
    ルーターのバッテリーを抜いたのに、同じリチウムイオン電池であるモバイルバッテリーを車内に放置しては、結局発火・爆発のリスクが残ってしまいます。
  2. パススルーの負荷
    走行中に「モバイルバッテリーを充電しながら、Wi-Fiへ給電する」という使い方は、バッテリーに高負荷がかかり異常発熱の原因になります。

車内安全を考えるなら、耐熱性が高く、安全機能がしっかりしたポータブル電源(特にリン酸鉄リチウムイオン電池採用モデル推奨)を使うのがベストです。

Kea(ケア)

車中泊だと夜は暗いので長時間パソコン作業をガッツリやることは少ないですが、それでもスマホで動画を見たり明日の計画を立てたりしますよね。ポータブル電源があれば、車のバッテリー上がりを気にせずWi-Fiを使えるので必須装備です!

私たちは、TogoPower ポータブル電源を選びました

数あるポータブル電源の中で、なぜあえてこの機種を選ぶのか。
技術的な詳細は別記事で解説しますが、「実用性」と「コスパ」の結論は以下の3点に集約されます。

  1. PCも安心の「純正弦波」& PD100W対応
    • ACコンセントは家庭用電源と同じ純正弦波を採用。安価な電源(矩形波)とは違い、PCなどの精密機器を繋いでも故障の心配がない。
    • USB-PD 100W対応で、スマホやMacBookの急速充電も完璧。
  2. 枕元に置いて寝られる「安心感」
    • 熱安定性が高い「リン酸鉄」電池を採用。狭い車内で寝ても発火の心配がありません。
  3. 「とりあえず持っていく」が苦にならない
    • A5サイズ&2.8kg。ペットボトル数本分の重さなので、キャンプや避難時もサッと持ち出せます。

TogoPowerは2019年設立のアメリカ・ロサンゼルス発ブランド。日本法人(埼玉)による日本語サポートとPSE認証を完備しているため、万が一の際も安心です。

旅が終わった後も「自宅の防災システム」として流用できると考えれば、この金額は決して高い出費ではなく、むしろ将来への賢い投資になります。

Kea(ケア)

日本は災害大国。もしもの停電時、情報収集の命綱となるスマホやPCを動かせるのは大きな安心材料です!

※人気モデルのため、セール時は在庫切れにご注意ください

徹底比較!主要4手段のメリット・デメリット

日本一周で考えられる主な通信手段を、SE視点で比較してみました。

通信手段安全性(熱)エリアコスパ特徴
1. バッテリーレス・ルーター【推奨】 車内放置OK。SIMを選べる自由度の高さが魅力。
2. 車載専用Wi-Fi (カロッツェリア)コスパ最強だが、駐車中の時間制限が車中泊には痛手。
3. スマホテザリング手軽だが、スマホの寿命を縮める&発熱で止まりやすい。
4. Starlink Mini (衛星通信)最強秘境でも繋がるが、初期費用と電源確保(消費電力)が課題。

私が選んだのは「楽天モバイル × モバイルルーター」

これらの中で、私が最終的に選んだ(そして現在準備している)構成は、「楽天モバイルのSIM」を「モバイルルーター(FS040W)」に入れて使う方法です。

選定の決め手

  • コスト: 楽天モバイルなら、どれだけデータを使っても月額3,168円(税込)で定額。使いすぎによる高額請求の心配がありません。
  • 持ち運び: カロッツェリア等の車載専用機は車に固定されてしまいますが、これなら車から持ち出してカフェやホテルでも使えます(USB給電さえあれば動くため)。
  • 汎用性: 「移動中は車内」「滞在時はPCに直結してカフェで作業」といった使い分けができるのは、モバイルルーター型ならではの強みです。

「車中泊+キャンプ」や「ノマドワーク」をするなら、モバイルルーター型が最も汎用性が高いです。

【検証予定】日本一周してわかった「繋がらない場所」のリアルを公開します

いくら良いルーターを持っていても、電波が届かなければただの箱です。
ここからは、私がリサーチに基づき設計した回線選び(SIM選び)の戦略についてお話しします。

キャリア別カバー率(ドコモ vs 楽天 vs その他)

事前のエリア分析と先輩旅人のデータを総合すると、

結論は「日本一周するならドコモ回線は必須

となります。

  • ドコモ
    • 北海道の原野、四国の山奥。エリアマップ上でも山間部のカバー率は圧倒的です。
  • au
    • ドコモに次いで優秀。キャンプ場などでも比較的強いと言われています。
  • ソフトバンク
    • 市街地は速いですが、山間部や峠道で圏外になる率がやや高い傾向にあります。
  • 楽天モバイル
    • 「最強プラン」以降かなり改善しましたが、やはり山間部や一部の道の駅では圏外(またはパートナー回線)になることが予想されます。
Kea(ケア)

まだ日本一周に出発する前ですが、地図を見る限り「ここはどう考えても圏外だろう」という場所でも、ドコモだけはエリア内になっていることが多いです。
実際に旅が始まったら、日本各地の主要スポットで「実測速度」を計測して、ブログで公開していく予定です。乞うご期待!

「楽天」と「ドコモ」の二刀流(デュアルSIM)

「ドコモが必須なら、なぜルーターは楽天モバイルなの?」と思われたかもしれません。
答えはリスク分散(デュアルSIM)です。

もしルーターもスマホも同じドコモ系(または楽天)でまとめてしまうと、大規模な通信障害が起きた時に全滅(共倒れ)してしまいます。

そこで、我が家ではあえてキャリアを分け、以下のような布陣を組みました。

  1. Wi-Fiルーター: 楽天モバイル(データ無制限・コスト担当)
  2. 妻のスマホ: ahamo(ドコモ回線)(広域エリア・命綱担当)
  3. 私のスマホ: 楽天モバイル(予備・通話担当)

楽天モバイルの意外な弱点
楽天モバイルは、山奥だけでなく人口密集地(主要駅や繁華街)の屋内でも繋がりにくいことがあります(プラチナバンド不足による屋内浸透率の問題など)。

Kea(ケア)

基本はデータ使い放題の「楽天モバイル(ルーター)」でコストを抑えつつ、電波が怪しい場所や確実に調べ物をしたい時は、妻の「ahamo(ドコモ)」を使う。この適材適所の切り替えこそが、ストレスフリーな旅の秘訣だと考えています。この仮説が正しいか、実際の旅で答え合わせをしてきますね。

1人旅(ソロ)の場合のおすすめ構成
ソロで日本一周される方は、夫婦のように役割分担ができません。

  • スマホは「ahamoやpovo」で電話回線を確保
  • Wi-Fiルーターは「楽天モバイル」でデータ使い放題にする

この構成なら、コスパと安全性のバランスが最強です。

まとめ:安全なWi-Fi環境で快適な日本一周を

日本一周中のWi-Fi環境について、熱対策と運用方法を中心にお伝えしました。

最後に要点をまとめます。

  1. 夏の車内放置は危険! バッテリー膨張や発火を防ぐ対策は必須。
  2. 最適解は「バッテリーレス運用」。 FS040Wなどの対応ルーターを活用しよう。
  3. 電源はポータブル電源から。 エンジン停止中も快適にWi-Fiを使える。
  4. 回線は「楽天」と「ドコモ」の二刀流。 コストとエリアの両立を目指す。

これから日本一周や車中泊旅に出る方へ。 1〜2泊の短い旅行なら、スマートフォンのテザリングでも十分です。

でも、私たち夫婦のように「ブログを書きたい」「動画をアップしたい」「長期で旅をしたい」と考えているなら、専用のWi-Fi環境を用意しておくと、旅のストレスが劇的に減ります。

ネットが繋がれば、美味しいご飯屋さん見つかりますし、天気が悪くても車内で映画を楽しめます。
しっかり準備をして、安全で楽しい旅に出かけましょう!

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