【社会人ワーホリ】奨学金は支払い止める?猶予・減額の条件と事情書例

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ワーホリ中の奨学金返済、猶予申請は通らない?「年収300万の壁」と審査を突破する完全手順【例文あり】のアイキャッチ画像

「ワーホリに行きたい。でも、毎月の奨学金返済があるから無理かもしれない…」

そう諦めかけていませんか?
実は私も、総額約700万円(第一種・第二種併用)という重めの奨学金を背負っています。
毎月3.3万円の返済は、決して軽いものではありません。

それでも、奨学金を理由に挑戦を諦めないと決意し、2026年5月末に退職。
現在はニュージーランドでのワーホリに向けて準備をしています。

Kea(ケア)

Kia ora(キアオラ)!
当ブログ「ふふろぐ」を運営するKeaです。

奨学金の返済とワーホリの両立は、多くの人がぶつかる壁です。
ワーホリ中は語学学校に通ったり、仕事が見つかるまで職探しをしたりと、必然的に「無職・低収入の期間」が生まれやすくなります。

実はこれこそが、JASSO(日本学生支援機構)の救済制度をフル活用するための強力な「正当な理由」になるんです!

しっかり手続きを行えば、ワーホリ中の返済は一時的にストップ(猶予)したり、無理のない額まで減らしたり(減額)することが可能です。

この記事では、読者の皆さんがお金の不安をなくして旅立てるよう、複雑なJASSOの仕様とハック術を公式情報に基づき分かりやすく紐解いていきます。ニュージーランドはもちろん、オーストラリア、韓国、台湾など、どの国へのワーホリでも共通で使える知識です!

この記事でわかること
  • 毎月の支払いを0円にする「猶予」の仕組みと年収300万円の壁
  • 300万を超えても諦めない!年収400万まで使える「減額」の裏ワザ
  • 【コピペOK】審査を通すための「事情書」テンプレート
  • 【補足】ワーホリ費用を支援する給付型(返済不要)奨学金はある?
目次

奨学金の支払いを止める?ワーホリ中は「猶予」か「減額」で身を守る

よくある勘違いですが、「海外に行けば自動的に奨学金の支払いを止めることができる」というのは間違いです。

何もしなければ延滞扱いになってしまいます。
私たちが利用すべき制度は、大きく分けて2つあります。

  • 奨学金の返還猶予(まずはここを狙う!)
    • 毎月の支払いを0円にする(先送り)。最大10年まで。
    • 猶予期間中は利息が発生しない(※第二種の方も総額は増えません)。
  • 減額返還制度(猶予が無理な時の防衛策)
    • 毎月の返済額を1/2や1/3にする(支払いは続く)
    • 期間が延びるだけで、元金が免除されるわけではない

収入が不安定になりがちなワーホリ初期は、固定費を削るのが鉄則。
まずは迷わず①の「返還期限猶予(毎月0円)」を狙いにいきましょう。

減額返還制度の概要

経済困難、傷病、災害等、奨学金の返還が困難になった場合、毎月の返還額を2分の1、3分の1、4分の1、3分の2に減額し、減額返還適用期間に応じた分の返還期間を延長する制度です。

  • ※1願い出が必要です。審査があります。
  • ※2第二種奨学金の場合、減額返還適用期間に応じて返還期間は延長されますが、利息は増えません。

引用元:奨学金の返還について

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2026年時点の調査情報です!
念の為、公式情報を確認するようにしましょう。

【第1関門】猶予を勝ち取るための「年収300万円の壁」

ワーホリ中の奨学金猶予の理由として、「海外に住んでいるから」というだけでは認められません。
JASSOの一般猶予の審査基準はあくまで「経済困難であること」です。

猶予の基準:年間収入(税込)300万円以下

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前年の年収が300万円以下の方は、次の章は関係ないので読み飛ばしてしまってください。

現地では貧乏でも、日本では「富裕層」扱い?通貨の罠に注意

「JASSOの審査って前年の年収(所得証明書)で見られるんじゃないの?」と思うかもしれません。
しかし、海外から「海外居住」を理由に申請する場合や、日本で退職して「減収(失業)」として申請する場合、JASSOには『直近の給与明細(通常3ヶ月分)』を提出することになります。

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つまり、ワーホリ初期の語学学校や求職期間で収入が少ない場合は、猶予の申請が通る可能性もあるということです。

注意すべきは、JASSOはその直近の明細を見て「現在のペースだと年収〇〇万円になるな」と推定年収を日本円で計算(試算)するという仕様です。
ここに「現地の高い生活費」は一切考慮されません。

「家賃が高くてカツカツです!」と訴えても、見られるのは額面の給与のみ。

さらに恐ろしいのが、円安による「通貨換算のパラドックス」です。
以下のシミュレーションを見てください。(※1NZD=90円で計算)

働き方時給 (NZD)月収 (NZD)日本円換算(推定年収)審査結果
フルタイム$25$4,000約432万円× 却下
パートタイム$25$2,400約259万円〇 承認
無職・求職中$0$00円◎ 承認

JASSOの公式ページにも「給与明細書の1か月分の総賃金支払額が25万円(賞与なし)を超える場合は、推定年間収入が300万円を超過する(=審査に落ちる)」と明記されています。
このように、現地でフルタイムで働いてしまうと、日本の基準ではあっさりと「年収300万越え」となり、猶予の審査は即アウトになってしまいます。

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詳しくは、JASSO公式サイトの海外居住を確認してください!

参考:海外居住(一般猶予の申請事由) | JASSO

【第2関門】300万を超えたら「減額返還制度」へ切り替えよ!

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前年の年収が300万超えてるし、現地でもガッツリ働いているから猶予は無理だ(絶望)

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絶望するのはまだ早いです。

猶予(0円)が無理でも、毎月の返済額を1/2や1/3にする減額返還制度なら通る可能性が残されています。

ルール緩和でチャンス拡大!「年収400万円の壁」

実は近年ルールが緩和され、減額返還が使える年収上限が大きく引き上げられました。

  • 単身者の場合: 325万円 ➔ 400万円以下に緩和!
  • 子供2人扶養の場合: 500万円以下
  • 子供3人以上扶養の場合: 600万円以下

つまり、300万円を超えてしまっても、400万円以下であれば十分に減額申請が通る可能性があるということです。
思っていたより現地で稼げてしまった場合は、諦めて全額支払うのではなく、この制度へターゲットを切り替えて負担を減らしましょう。

参考:月々の返還額を少なくする(減額返還制度) | JASSO

【実践編】一番確実なのは「渡航前の無職期間」での申請

制度のロジックがわかったところで、実際の申請手順です。
社会人からワーホリへ行く場合、一番楽で確実なのは日本にいる間に申請することです。

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審査には約1〜2ヶ月かかるため、早めの行動が鍵を握ります。

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ただし、この手順は前年の年収が300万円以下で猶予を申請するか、400万円以下で減額申請をする方のみです。

選択肢1:渡航前に日本で申請(圧倒的に推奨!)

ワーホリ前に仕事を辞める予定の社会人の方は、この「無職(失業中)の期間」を最大限に利用してください。
海外居住を理由にするのではなく、「経済困難(失業中)」として申請します。

メリット:英語の書類や、面倒な翻訳が一切不要

「雇用保険被保険者離職票」などの退職証明書を用意できれば、面倒な事情説明も最小限で済み、スカラネット(Web)からスムーズに手続きが可能です。

※注意:マイナンバー未提出の方は、郵送での手続きが必要

【願出の事由 記入例】

202X年〇月〇日付で退職し、現在は無職であり収入がなく、経済的に返還が困難なため。
(なお、2026年〇月よりニュージーランドへワーキングホリデーにて渡航予定です。帰国し生活基盤が整い次第、返還を再開いたします)

【ポイント】
「遊びに行くから待って」ではなく、「今は無職でお金がない(事実)と海外で経験を積んで、帰国したらちゃんと返します(意志)」という構成にするのが審査通過のコツです!

選択肢2:海外から申請(2年目・更新用)

渡航までに離職票が間に合わなかったり、現地で減額申請、1年経って猶予・減額期間を更新したりする場合は、海外からの手続きになります。
現地の給与明細(英語)の日本語翻訳を自分で作成して添付するなど、少し手間がかかります。

【事情書 記入例(海外在住・猶予更新用)】

日本学生支援機構 御中

現在、ワーキングホリデー制度を利用して〇〇に滞在しております。
以下の理由により、引き続き経済的に返還が困難であるため、返還期限猶予の申請(更新)をいたします。

1. 現在の就労・経済状況について
現在は現地にて就労しておりますが、ワーキングホリデービザの規定上、同一雇用主の元での長期就労に制限があり、あくまで一時的なアルバイト(非正規雇用)として従事しております。
シフトも不安定であり、直近の収入を年収換算しても、貴機構の定める経済困難基準(給与所得300万円)を下回る見込みです。
生活費は貯蓄を切り崩して補填している状況であり、返還に充てる余剰資金がございません。

2. 今後の返還計画について
本渡航は、語学力と国際的な実務経験を養い、帰国後のキャリアアップ(返還能力の向上)を図るためのものです。
猶予期間終了後、または帰国・再就職し生活基盤が安定し次第、速やかに返還を再開する意思を持っております。

以上の通り、経済困難な状況にあるため、ご配慮のほどお願い申し上げます。

なお、日本にいる間にマイナンバーをJASSOへ提出・連携済みであれば、「海外居住」を理由とした減額申請の手続きが格段にスムーズになります。

所得証明の確認が容易になるため、渡航前のマイナンバー連携は必須アクションです。

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マイナンバーは郵送での手続きが必要なので、未提出の方は日本にいる間にマイナンバーの提出だけしてしまいましょう!

参考:減額返還・返還期限猶予におけるマイナンバーの使用

はる

マイナンバーの提出方法がわかりにくいので、別記事で解説しますね!(現在鋭意執筆中)

【補足】ワーホリ費用を支援する「給付型(返済不要)」の奨学金はある?

ここまでは「すでに借りているJASSO奨学金の返済」について解説しましたが、これからワーホリへ行くにあたって「ワーホリ 費用 奨学金」「ワーホリ 奨学金 返済不要」といったキーワードで、資金調達の方法を探している方もいるかもしれません。

結論から言うと、ワーホリ向けの給付型の奨学金(もらえる奨学金)は非常に限られています。

  • 大学生の場合:官民協働の海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN」などが利用できる可能性があります。休学してワーホリに行く場合は必ずチェックしましょう。
  • 社会人の場合:年齢制限や学生身分であることなどの条件に引っかかることが多く、公的な給付型奨学金を見つけるのは困難です。

ただし、現地のワーホリ 語学学校 奨学金として、学校側が独自にキャンペーン(授業料の数週間免除や割引)を実施しているケースは多々あります。

エージェントを利用する場合は、こうした独自の奨学金制度がないか確認してみるのがおすすめです。

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奨学金ではないですが、実質0円を謳っている夢カナ留学について、エンジニア目線で調査した記事です!

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情報収集のために、エージェントを賢く使うのも手です。

審査に落ちた時のプランB:Wiseで賢く送金

もし猶予審査に落ちてしまった場合、あるいは「減額してあえて返済を続ける」場合、日本の銀行口座にお金を用意する必要があります。
ここで通常の銀行送金(SWIFT)を使うと、手数料だけで数千円持っていかれます。

  • 正解ルート:Wise(ワイズ)を使う
  • 手数料:銀行の数分の一(数百円レベル)
  • 着金速度:早ければ数分〜数時間

✈️ 海外での「見えない手数料」で損していませんか?

Wise(ワイズ)は、「為替手数料のぼったくりを無くす、最強の海外送金&決済アプリ」です。

銀行やクレジットカード(通常約3.63%の海外事務手数料)とは違い、Google検索と同じ「本当の為替レート」でお得に決済が可能。
私も海外での決済やATM出金で愛用していますが、もう普通の両替やクレカには絶対に戻れません。

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もし猶予や減額が通らなかった場合、私は将来のための貯蓄である「積立NISA」の一部を売却して返済に充てる予定です。

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ワーホリという貴重な経験を最大化するのが一番だもんね。

NISAの話題が出たついでに、海外で日本の証券口座や銀行口座がSMS認証を求めてきて詰むケースも多いです。
渡航前にアプリ認証やハードウェアトークンに切り替えるか、日本の電話番号を維持する対策をしておきましょう!

帰国後も油断禁物!「空白期間」の罠

猶予期間が終わって帰国した直後、すぐに給料が入るわけではありませんよね?
しかし、奨学金の猶予期限が切れると容赦なく引き落としが再開されます。

帰国後も、仕事が決まるまでは「失業中」として再度猶予申請が可能です。
帰国したらすぐにハローワーク等で求職活動の証明を作り、JASSOに連絡するのを忘れないでください。
(※ワーホリなどの自己都合の海外渡航は失業保険の延長措置対象外となることが多いため、純粋な求職活動実績としての証明活用になります)

まとめ:奨学金を理由に、自分の可能性を潰さないで!

ワーホリ中の奨学金返済は、しっかりロジック(ルール)さえ理解していれば、確実に乗り切ることができます。

  • 退職後の無職期間を使って渡航前に「猶予(0円)」申請が可能か調査し申請
  • 猶予が無理な場合は「減額(400万の壁)」に狙いを切り替える
    • 猶予・減額がダメでも渡航後に直近3ヶ月の収入が少なければ猶予が狙える可能性あり(諦めない!)
  • マイナンバー連携など、日本にいる間の下準備を怠らない
はる

「毎月の支払いがあるから…」と、やりたいことを諦めてしまうのは本当にもったいないです。

無職期間や低収入期間は、ワーホリという挑戦につきもの。
だからこそ、こうしたセーフティネットが用意されています。

700万円の借金がある私ですが、奨学金は「未来への投資」だと思っています。
今は返済に追われる身ですが、この経験と海外で得た知見をバネにして、将来的には『学生を支援する側』に回るのが私の最終目標です。

Kea(ケア)

一緒に事前準備をしっかり整えて、最高のワーホリ生活を楽しみましょう!

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